[2003] [2002] シャトー・レオヴィル・ポワフェレ/サン・ジュリアン

いまだ他のレオヴィル兄弟（おなじみのラス・カーズ、バルトン！）に較べると、日本での知名度は高くないこのシャトー・レオヴィル・ポワフェレ。
そのせいもあってか価格は抑え目なのが、ポワフェレ好きには嬉しいところですが。

シャトーの歴史はフランス革命にまで遡り、当時から「レオヴィル」はメドックで最大のシャトーでした。

1826年にはその一部をバルトン家が購入し、それによってレオヴィル・バルトンが誕生。さらに1840年になってラス･カーズとポワフェレの2つに分かれたのです。80ヘクタールの畑には、カベルネ･ソーヴィニョン64％、メルロ26％、プティ・ヴェルド8％、カベルネ･フラン2％で植えられています。

近年あのミシェル・ローラン氏の監督を受け、他の2兄弟にも負けていない、サン・ジュリアンの中でも際立ったワインがつくられているのです。実際ここ数年の出来栄えは素晴らしく、格付けに値するクオリティのワインを送り出しています。

酸・タンニン・アルコールのバランスが優れ、上質のヴェルヴェットを思わせるなめらかな舌触り。そして何より、洗練されたフィネスがあります！比較的早くからも楽しめますが、やはり10年ほどじっくり熟成させて楽しみたいワインです。


[2003] シャトー・レオヴィル・ポワフェレ / サン・ジュリアン　フランス　ボルドー / 750ml / 赤


[2002] シャトー・レオヴィル・ポワフェレ / サン・ジュリアン　フランス　ボルドー / 750ml / 赤